お香で「浄化」と「消臭」。空間のリセット
こんにちは!インストラクターのyukikoです。
スタジオではアロマを使用していますが、自宅ではアロマとお香を気分によって使い分けています。今回のブログは「お香」についてです☺
お香は「香りを楽しむもの」というイメージがありますが、空間の浄化や空気のリフレッシュといった働きも期待できます。

お香がもたらす消臭と空気のリフレッシュ効果
お香の煙には、空気中の臭いを包み込んで和らげる効果があり、カビや生活臭など、気になるにおいを軽減し、空間全体をさわやかな香りに整えてくれます。
特に消臭効果が高いとされる香りはこちら
- 白檀(サンダルウッド)
- 沈香(じんこう)
- フランキンセンス(乳香)
天然由来の木・ハーブ・樹脂には、抗菌・消臭成分が含まれていることが多いです。お香にすると、これらの成分が煙に乗って空間に広がります。また、お香に使われる天然素材(木、樹脂、ハーブなど)には、抗菌・消臭作用があるものも多く、煙が空気中に広がることで、雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます◎
浄化におすすめのお香3選
空間を清め、心を整えたいときにおすすめの香りをピックアップしてご紹介します。
サンダルウッド(白檀)
白檀の木から採れる香りで、甘さとウッディさが調和した、落ち着いた香り。
古くから瞑想や宗教儀式に使われ、リラックスに効果的です。
お香初心者にもなじみやすく、空気をすっきりリフレッシュしてくれます。
沈香(じんこう)
非常に貴重な香木から生まれる、深く神秘的な香りが特徴。
古くから香道や儀式で用いられてきました。
沈香を焚くと、気品ある静けさに包まれるような感覚に。個人的には少し渋い香りにも感じます。
集中したいときや、空間を整えたいときにおすすめです。
フランキンセンス(乳香)
中東やアフリカ北部で採れる樹脂が原料。
ほのかに甘くスパイシーで深みのあるウッディ系の香りが、空気を清めるように広がります。
古代から宗教儀式で用いられてきた香りで、心と体の緊張をほどき、深い呼吸を促す効果があるとされています。
古来から続く「お香の浄化力」
お香は、古代インドのヒンドゥー教・仏教、中国の道教、日本の神道など、多くの宗教的儀式で「空間の浄化」のために焚かれてきました。
その理由には、以下のような作用があるからです:
- 香りによる心理的リセット効果
- お香の香りの「邪気を払う」という意味合いで、清浄な空間に整える効果
お香は「心と場」を両方から整えるツールなのですね。
💡快適に香りを楽しむためのポイント
お香を焚くと、目には見えにくい微粒子や煙に含まれる成分が空気中に漂います。これらを長時間吸い込み続けると、敏感な方は喉の不快感、アレルギー反応、頭痛などを感じることもあります。
- ✅ 必ず軽く換気をしながら焚く
→ 窓を少し開ける、換気扇を回すなどして、煙を部屋にこもらせないようにしましょう。 - ✅ 身体の近くで焚かない
→ 枕元やデスクの目の前など、煙が直接口や鼻に届く位置は避けましょう。 - ✅ 短時間で楽しむ
→ 長時間ではなく、1本分(15〜30分程度)を目安に。
香りにも“質”がある:自然素材のお香を選ぼう
お香の中には、合成香料や添加物を使って強い香りを演出しているものもあります。これらは香りがきつく、煙に含まれる成分が体に合わないことも。
ご紹介した、白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう)、フランキンセンスなどの天然香木を使ったお香をおすすめします。
自然素材のお香のメリット:
- 香りがやさしく上品
- 煙が少なめなものも多い
- 化学物質による刺激が少ない
- 精神的なリラックス効果が高い
お気に入りの香りを見つけて、暮らしの中に香りのある心地よい時間を取り入れてみてくださいね。